
去年、堀井和子さんの本にハマっていろいろ買い集めた。
その中の「粉のお菓子、果物のお菓子」は図書館で何度も手にしたけれど、
当時はなぜだかピンとこなかった。
出版は30年以上前なのに、今見ても全然古くない!
むしろ今どきの本よりお洒落に見える。
ハードカバーで、とても丁寧に作られているのも素晴らしい。
奥付を見ると、撮影とイラストレーションは堀井和子さん本人に
よるものだそう。
今手に取ってみるとどれもこれも美味しそうだし
写真は綺麗だし、なんでスルーしていたんだろう??
このタルトが魅力的だと思ったのは、生クリームではなくて卵と牛乳で
アパレイユ(フィリング)が作れるところ。
わざわざ生クリームを買わなくてもいいなんて嬉しい~。
パイ生地には、水ではなくて牛乳を使うのも興味がある。

食べてみての感想は、
・甘さひかえめ
・生クリームなしでも十分おいしい
・パイ生地も固めにパリっとしている(牛乳の効果?)
やさしいホームメードのおやつのイメージ。
フィリングには洋酒を入れてもいいかもしれない。
簡単でおいしくて、繰り返し作りたくなるタルトでした。
「粉のお菓子、果物のお菓子」
堀井和子 著
1993年 文化出版局